余命を聞かされた家族は複雑な気持ちです。
自分ではなく家族のこと。
あと2週間とのこと。心の在り方、覚悟、これからのこと、過去のことがぐるぐる頭の中で回る。
聞かされた家族は残りの時間を大事にすることができる。
1分 10分 1時間 1日 10日と。でも当事者は知らない。
なんとなくわかっているかもしれないな。
その気持ちはどうなのだろうか。覚悟やこれからの家族に対する終わり方ややり残したことへの悔しさや、人生の満足感や、伝えたいことや、未来の託し方や、足りないと思う気持ちかな。
短いようで、ありがたい時間をもらったのかもしれない。
突然、無くなる時間より、残りの時間を教えてもらえることに、やり残したことを最後に使い果たせるのかもしれない。
わたしだったら、残りの時間をどう幸せにつかうかを思いめぐらしているうちに、なくなっちゃいそうだな。
でも、余命を知らされる家族は幸せです。
教えてくれて、ありがとう。
思い出を振り返ったり、やり残したことをしてあげたいし、優しくしてあげられるし、聞き忘れたこと、残されたものがやらなくちゃいけないことを聞ける時間、ありがたいです。
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