東野啓吾さんの本。
2020年刊行なのにずーっと人気があり気になって、
やっと読むことができました。
東野啓吾さんなので、
ミステリーと思いきや、
心温まるお話。
私は心温まるお話が好きです。
くすの木に念をかけると、
受け取った人に伝わるという話。
それも、満月と、新月のときだけ。
登場人物はちょっと家族構成が複雑な人たち。
今の世の中、普通なのかぁと思う。
両親がいて家族がいて成人になる人は今は普通ではないんだなぁと思う。
本に出てくる登場人物は今や片親や孤独な人が多い。
その方が話になりやすいのかなぁ。
平凡な人が今はいないのかもしれないと思う。
読み進めて最後はホッとすると同時に、
起こりうることを受け入れることが
最善の方法なのかもしれないと思わされた本でした。
読んでよかったおススメの本です。
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