久しぶりに本の感想。
すごく面白い本だった。
最初の出だしはビジネス関係の内容かと思って読み進めているうちに、
どんどん引き込まれ、止められなくなりました。
著作権法に関する調査で社員が行かさせる話。
行かされた主人公は小さいころにチェロを弾いていた経験者。
そこに目を付けた上司が指令をだして、
金曜日の夜に教室に通い、裁判に勝つように調べさせる話。
文章からチェロの音が聞こえてくる感じ
、チェロの持つ音の太さが聞きたくて、
読みながらバッハのチェロ無伴奏協奏曲を聴いてしまうほど、
本の中に入りたくなる話でした。
音楽教室に通い、楽器を演奏したくなりました。
音楽っていいなぁと思うのです。
良い本でした。
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